世界が驚愕した未曽有の大災害でした。
東日本大震災から6年 なお2553人が行方不明 午後2時46分、犠牲者へ鎮魂の祈り
http://www.sankei.com/affairs/news/170311/afr1703110009-n1.html
過去形で書いてしまいましたが、いまだに大勢の方が仮設住宅、あるいは避難先で、心の傷が癒えない生活を送られているかもしれないと思うと、同じ日本人としていたたまれない気持ちになります。
お見舞いやお悔やみの言葉のむなしさを感じてしまうほどです。
歴史にたらればは無いのでしょうが、事政治に至れば、やり直しは不可能ではありません。
あの震災の復興を、時の政府は増税で賄おうとしました。
よく考えてください。
千年に一回と言われる災害です。
その復興には、千年債を発行して賄ってもおかしくはないはず。
まあ、現実的に考えた場合、100年債がふさわしいのでしょうが、そんな話は全然出てきませんでした。
子供が大けがをして入院しているのに、その子の貯金箱を叩き割って治療費を払うようなもんです。
国家は存続します。
政府の借金は、いつまで返せという様なものじゃあありません。
しかもその金利は、大半が国内に還流するか、日銀に入り、国庫に入ってしまいます。
その様な国債を発行することがなぜできなかったのでしょうか?
その時の民主党政権が馬鹿で、総理大臣の菅直人が大馬鹿で、財務省がクソ官僚だったに過ぎません。
被災者に十分な補償をを施し、国土の復興に潤沢な予算を投じれば、景気は相当回復したはずです。
おのずと税収も上昇し、国内は今とは違った空気になっていたはずです。
穴を掘って埋めても経済社会の意味はあります。
何も無い所に、未曽有の需要が発生したと考えることもできるのです。
だから、「災害資源」とも言い換えることができ、日本の経済エンジンにもなって来たのです。
日本人は、常に災害とともに生きてきたとも言えます。
それは、今ほどインフラが整備されてない近代ではもっと顕著だったと思われます。
それと、その災害そのものが日本人特有の死生観を醸成したことも付け加えなければなりません。
日本列島は、台風や大雨、土砂崩れや、雪崩、大火事。大水や津波などで、幾多の国民が亡くなり、国土は形を刻々と変えてきました。
国民が他国からの侵略に怯え、あるいは殺害され、それに恨みを持ち続ける大陸とはまるで違った感覚です。
それは、あの米国との大戦での被害も災禍に置き換えてしまうほどのメンタリティーでした。
日本人特有の潔さは、そこに起因するものと私は考えます。
そして、災禍に耐え、春を待つ心根でつつましく生き続ける日本人であることに、私は誇りを持ちます。
しかし、政府はそのような国民性に甘えてはなりません。
省益を優先する、財務省のケツをバットで叩いてでも、国民を豊かにしていく責任があります。
東日本大震災の復興はいまだ道半ばです。
言葉ではなく実行であることを肝に銘じてもらいたいものです。
東日本大震災から6年 なお2553人が行方不明 午後2時46分、犠牲者へ鎮魂の祈り
http://www.sankei.com/affairs/news/170311/afr1703110009-n1.html
過去形で書いてしまいましたが、いまだに大勢の方が仮設住宅、あるいは避難先で、心の傷が癒えない生活を送られているかもしれないと思うと、同じ日本人としていたたまれない気持ちになります。
お見舞いやお悔やみの言葉のむなしさを感じてしまうほどです。
歴史にたらればは無いのでしょうが、事政治に至れば、やり直しは不可能ではありません。
あの震災の復興を、時の政府は増税で賄おうとしました。
よく考えてください。
千年に一回と言われる災害です。
その復興には、千年債を発行して賄ってもおかしくはないはず。
まあ、現実的に考えた場合、100年債がふさわしいのでしょうが、そんな話は全然出てきませんでした。
子供が大けがをして入院しているのに、その子の貯金箱を叩き割って治療費を払うようなもんです。
国家は存続します。
政府の借金は、いつまで返せという様なものじゃあありません。
しかもその金利は、大半が国内に還流するか、日銀に入り、国庫に入ってしまいます。
その様な国債を発行することがなぜできなかったのでしょうか?
その時の民主党政権が馬鹿で、総理大臣の菅直人が大馬鹿で、財務省がクソ官僚だったに過ぎません。
被災者に十分な補償をを施し、国土の復興に潤沢な予算を投じれば、景気は相当回復したはずです。
おのずと税収も上昇し、国内は今とは違った空気になっていたはずです。
穴を掘って埋めても経済社会の意味はあります。
何も無い所に、未曽有の需要が発生したと考えることもできるのです。
だから、「災害資源」とも言い換えることができ、日本の経済エンジンにもなって来たのです。
日本人は、常に災害とともに生きてきたとも言えます。
それは、今ほどインフラが整備されてない近代ではもっと顕著だったと思われます。
それと、その災害そのものが日本人特有の死生観を醸成したことも付け加えなければなりません。
日本列島は、台風や大雨、土砂崩れや、雪崩、大火事。大水や津波などで、幾多の国民が亡くなり、国土は形を刻々と変えてきました。
国民が他国からの侵略に怯え、あるいは殺害され、それに恨みを持ち続ける大陸とはまるで違った感覚です。
それは、あの米国との大戦での被害も災禍に置き換えてしまうほどのメンタリティーでした。
日本人特有の潔さは、そこに起因するものと私は考えます。
そして、災禍に耐え、春を待つ心根でつつましく生き続ける日本人であることに、私は誇りを持ちます。
しかし、政府はそのような国民性に甘えてはなりません。
省益を優先する、財務省のケツをバットで叩いてでも、国民を豊かにしていく責任があります。
東日本大震災の復興はいまだ道半ばです。
言葉ではなく実行であることを肝に銘じてもらいたいものです。
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簡潔にして説得力のある記事
新宿会計士 はじめまして。「新宿会計士」と申します。
不肖ながら初めて貴ウェブサイトを拝見しましたが、ご主張内容は簡潔にして極めて説得力があり、感銘を受けました。
「日本人特有の潔さ」。
何でもかんでも「恨み」に置き換える某国などと比較すべくもありませんが、全く同感です。そして、そんな国民性に甘える「増税原理主義者」の財務官僚こそ、デフレ脱却を阻む真犯人であるといえるでしょう。
ヤマ親爺 新宿会計士さん、いらっしゃいませ。大変ありがたい評価をいただきまして、ありがとうございます。
もしかして経済のプロの方でいらっしゃいますか?
お恥ずかしい限りですが、今の財務省のやり口にはほとほとうんざりしております。野党とは子供のケンカ以下ですが、安倍政府は、後退的な財務省とは命がけで立ち向かって欲しい物です。
新宿会計士 はじめまして。「新宿会計士」と申します。
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この記事へのコメント
はじめまして。「新宿会計士」と申します。
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何でもかんでも「恨み」に置き換える某国などと比較すべくもありませんが、全く同感です。そして、そんな国民性に甘える「増税原理主義者」の財務官僚こそ、デフレ脱却を阻む真犯人であるといえるでしょう。
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「日本人特有の潔さ」。
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お恥ずかしい限りですが、今の財務省のやり口にはほとほとうんざりしております。野党とは子供のケンカ以下ですが、安倍政府は、後退的な財務省とは命がけで立ち向かって欲しい物です。
2017/03/12(Sun) 11:09 | URL | ヤマ親爺 #-[ 編集]
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