FC2ブログ
自主憲法 自主防衛 自主エネルギーの日本でありたい
  
   
 時として「積読(つんどく)」である。
 かつて、「ああ買っておけば良かった」と悔やまれる本が時々あった。(谷川真理写真集トカ←アフォー)
 なので、よほど値の張るものでなければ、とりあえずは買ってしまうことにしておく。
 なんやかんやでとうとう蔵書5000冊以上になってしまった。(タイハンハマンガ←アフォー)
 
 先日買って、枕元に置いといたんだが、読む順番が回ってきた。(私は読書はほとんど布団の中)
 年と共にこの時期、非常に早起きだ。4時ごろ目が覚めてしまって読み始めた。

 養老猛と宮崎駿の対談本である。
 人生の大先輩、それも本当の意味でのオピニオンリーダーであり、方や東大医学部出身の解剖学者でありながら、人体内外部に渡り独自の解析をされた本が馬鹿売れ。
 一躍売れっ子物書きに。虫オタクの養老氏。

 宮崎氏は言わずと知れた、日本のアニメを文化として世界に知らしめた張本人。

 この二人の考え方ははたしてどうなのか、ものすごく興味があった。
 特に、トレンドという言葉は使いたくないが、時代に合った創作、製作され大ヒットしたエンターテイメントを持つ二人が、その実は非常に個性的かつマイノリティー的な考え方を持っているの感じたからである。
 
 まだ最後まで読んでないが、四分の一ほど読んで、「あーこの本を買ってよかった」と思った。
 田舎暮らしに誇りを持ち、あまりにもバーチャル化が進み利便性が増して、すべてが想定内になるように画策している現代社会に対し危機感を持つ私にとっては、誠に良いことばっかりが書いてある。
 表紙や巻頭に宮崎氏のイラストによる、想定外の都市づくりもまた、楽しましてくれる。
 
 宮崎氏は、アニメの作風から、てっきり戦後教育ガチガチの平和主義者で頭固いんじゃないかな、なんて少し思っていたのだが、「生きていくための武装に欠けている」とか「小さいうちに火とかナイフとか使えるようになっているのが良い」なーんて嬉しい話がポンポン出てくる。

 本の帯にはこうある。
 宮崎氏「人生そうたいしたことは起こらないって決めて生きればずいぶん気がラクですよ。それでも生きるに値する事ってあるんです」
 養老氏「どうしてどうして『お先真っ暗』でいいじゃないですか。だからこの世は面白いんですよ。

 さすが達観されているお二人ならではのお言葉だが、読み進めていくと、この言葉が深くしみて来るのが判る。

 一気に読んでしまうのが惜しい本との出逢いは時々あるが、この本も正にそれだ。
 ゆっくり読む愛蔵本になった。
 aizou

【2008/06/28 15:47】 | エンターティメント
トラックバック(0) |

No title
duca-me
φ(.. )メモメモ

No title
おっさん
マジ、お勧めです。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
No title
φ(.. )メモメモ
2008/06/29(Sun) 00:27 | URL  | duca-me #-[ 編集]
No title
マジ、お勧めです。
2008/06/29(Sun) 10:19 | URL  | おっさん #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック